1486 生きもの毛事典 保谷彰彦
図書館より。文一総合出版。イラスト・川崎悟司(さとし)。
哺乳類の毛、昆虫の毛、原生生物の毛、植物の毛などありとあらゆる毛を紹介する。忘れられないのは癖の強いイラストだ。やたら濃い顔をしたおっさんがたくさん出てくる(おっさんとしか形容できない)。
*ブラックバックの体は上が黒色、下が白色です。このように光が直接当たる側の表面が暗く、その反対側の表面が明るくなっていることを、カウンターシェーディングといい、多くの動物に見られます。自分の体にできる影が打ち消されることで、天敵などに見つかりにくくなるということが考えられています。
*(ハエトリソウの)感覚毛獲物を感じ取るセンサーで、獲物が30秒以内に2回続けて感覚毛に触れると、その刺激を感じ取って葉は約0.3秒で閉じます。1回の接触では葉を閉じないので、小石や雨粒などには反応しません。
#ミドリムシは、鞭毛に加えて、体をねじるようにして、伸びたりちぢんだりして水中を動きます。これを「すじりもじり運動」といいます。
*ミドリムシは明るいところではまっすぐに泳ぎますが、暗いところでは、驚いてあたふたするかのように、四方八方に動き回ります。結果として、ミドリムシは明るいところに集まることになるのです。
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