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1499 アサーティブ・コミュニケーション 戸田久実

 図書館より。日経文庫。

 この手の本の見方は、目下からと目上からと二つある。目下からは「お時間を作っていただけますか」と言う勇気を出す。そのために話す練習をしたり、事実だけ話すように区別する。あまり面白くない。

 おもしろいのは上からのパート。
#企業研修の際に、質問の時間を設けると、
#「叱りやすくするには、最初にほめることが大切ですか?」
#「先にほめたほうが、叱ることを相手に受け止めてもらいやすいでしょうか?」
#と、尋ねられることがよくあります。
#結論から言うと、これは、アサーティブなコミュニケーションではありません。
#自分が叱らなければならないことがあるときには先にほめておく、という発想には、
#「まずは相手をいい気持ちにさせることで、自分の言うことを聞かせよう」
#という意図が含まれているからです。
 それは理屈ではそうだ。でも実際はほめたほうがいいよね。

#研修で行うワークの一つに
#・自分の好きなところ
#・いいところ
#・できているところ
#・がんばっていること(がんばったこと)
#に目を向けて書き出してもらうワークがあります。
 アンガーマネジメントにも、うまくいったことを書き出す「サクセスログ」というトレーニングがあるそうだ。

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