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1496 高学年児童こそ「叱らない」指導! 若松俊介

 図書館より。学陽書房。

 128ページの薄い本で、フォントも大きい。しかし一読したあとは深く考えさせられる。
 冒頭は「叱らない指導」について語っているのだが、その本質は児童に考えさせることである。それがいつの間にか「聴く」「諭す」から一緒に考えることにシフトしていく。最後には「叱る・叱らない」を超越して「自分がどうしたいか」を突き詰めるようになる。有ると無いを超えて「空」の思想に至った仏教のようだ。

#あなたはあなたの言葉からできるんだよ

#・話題を見つける
#・考えを比べる
#・疑問を大事にする
#こういったことを子どもたちが大事にできるようになると、学び合いが充実します。

#教育者の金森俊朗さんの言葉に「キャッチャーであれ」というものがあります。

#私は、「子どもたちの真の成長を支えるために何ができるか」「子どもが生きる学校を作るために何ができるか」という問いを持っています。すごく抽象的な問いですよね。
#「真の成長とは何か」「支えるとは何か」「子どもが生きるとは何か」とさらに細分化していくことができます。こうした、正解のない問いを考え続けることによって、自分の軸が生まれます。

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