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1549 決定版極める愉しむ珈琲事典 サザコーヒー鈴木太郎 総監修

 図書館より。西東社。

 タイトル通り、珈琲のすべてがわかる事典。自らの得意なところを語る本ではなく、植物としてのコーヒーノキから始まり、豆の種類、おいしい入れ方、焙煎の方法、アレンジレシピ、スペシャルティコーヒー、すべてがそこにある。
 ゲイシャという高級豆をわが社では扱っている、という宣伝があるが、それ以上にこれまで類書で語られなかった焙煎やドリップの詳しさが勝つ。

#焙煎度が深まるほど苦味は増す
#「コク・深み」「キレ」は後味の一つ。「すっきり感」、「まろやかさ」も後味となる。
#キレとは苦みの強さと滞留時間に関係し、早く消える苦味は「すっきりした苦味」だが、その苦味が強いほど「キレのある苦味」につながる。
#ベースには苦味があり、それが濃さを持続しながら複雑に広がっていくとコクや深みに。
#コーヒーチェリーが完熟するほど甘みが増える。

*カフェオレ; コーヒー1:牛乳1
*カフェラテ; エスプレッソ1:フォームドミルク7から9
*カプチーノ; エスプレッソ1:フォームドミルク4から5
*カフェマキアート; エスプレッソ1:フォームドミルク1から2

#サザスペシャルブレンド
#グァテマラ コロンビア ブラジル モカ
#フルシティロースト
 焙煎の度合いは、イタリアン>フレンチ>フルシティ>シティ>ハイ>ミディアム>シナモン>ライト。イタリアとフランスが張り合っているみたいでおかしい。

#「珈琲」という漢字は、かんざしが由来
#かんざしの花を表す「珈」と、かんざしの玉を結ぶ紐を表す「琲」が採用された。

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