1546 超訳歴史書図鑑 監修・伊藤賀一
図書館より。かんき出版。副題、深読みしたい人のための。
日本の歴史書をライトに解説した本。こういう本で監修とはどういうことか。書いていないのか。
#「惣」は「総」という意味で、「一帯に住む惣(すべ)ての人で自治的に運営される」ことを意味します。
*35歳だった信長との初対面は、建造途中の二条城で行われました。信長は自らがかんなをもって工事の陣頭指揮を執っていたそうです。
人気塾講師なだけあって勉強になる。「自らが」の「が」はいらないけれど。
#大和〈だいわ〉国(現在の奈良県)に生まれた源信は
〈だいわ〉はルビ。やまと…。
#18世紀初め、6・7代将軍期の江戸幕府において、側用人の間部詮房とともに正徳の治(正徳の政治)と呼ば間部れる政治改革を主導した儒学者が新井白石です。
どうしてそこに間部が入った。
#三種の神器が南朝・大覚寺統の後亀山天皇のもとにあった
と言いながら、イラストでは北朝の後小松天皇が三種の神器を持って、後亀山天皇はおろおろしている。
こんなミスを連発するなんてどうなっているのか。
参考図書にビギナーズ・クラシックスが何冊もあるのもライトな感じ。
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