1562 創竜伝 14 月への門 田中芳樹
M書店。講談社文庫。
文庫で言うと13巻は2007年5月15日第1刷発行、14巻は2022年12月15日第1刷発行。15年ぶり。
ストーリーはもうどうでもいい。四兄弟と小早川奈津子が強すぎて警察もハンターも熊も太刀打ち出来ない。ミノタウロスとの対決も重力を使えるのなら最初から使えよと思う。
「月への門」という題名がついているがほのめかされるだけで、京都から名古屋へ移動しただけである。織田信雄か。
「竜になれ! なれったら!」と怒鳴っていたころが懐かしい。
一般市民はただただ飛天夜叉や竜蛇、野狗子(やくし)の犠牲になる。
#ここにも「インスタグラムが生命より大事」という人がいるようで、なお数百のスマートフォンが、空に向かって突きあげられた。
いつの間にか時代が進んだ。これはおもしろい点ではないか。
#作者、この前、ぼやいてたよ。いつの間にか「正反対」って言葉が使われなくなって、新聞まで「真逆」って書いてるって。
次の15巻で完結。もう一週読んだら面白いような気がする。(アルスラーン戦記はもう一週読めない。)
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