月曜日。実家で朝ご飯をいただく。前夜は二次会まで行ったのでさすがにぼんやりする。
十二時の地域放送を聞いて、一念発起してラン。ラジコはフォーエバーヤング。テーマは「ハッスルハッスル」。石垣政和さんは下品で夫婦がハッスルすることは言及するけれど、法や道徳に反することは言いませんね。生放送でライン際で踊る名人。
洗濯。図書館。水槽のスポンジ掃除。明日から旅行に出るので冷蔵庫の中をからにする。
旅行の準備。車中泊に備えて布団を敷く。シーツ代わりのタオルケット。三角停止板(高速道路では必需品)。クーラーボックス。クーラーボックスの中の保冷剤を凍らせる。買い物かごや衣装ケースを取り出して小屋にしまう。爆音スプレーファンを処分する。ランタンの電池端子が錆びていたので接点復活剤をかけて磨く。車中泊でランタンは大事。あとで買い替えよう。ボストンバッグに着替えや薬、本、AC/USB変換(なんというのだ)を入れる。
スージーが前夜の同窓会について根掘り葉掘り聞いてくるので対応する。
スージーが無心。甥っ子の結婚、出産。姪っ子の出産二人。小父さんの逝去。しめて七万円欲しい。
火曜日。2024年夏茨城ツアー。朝8:30出発。
ラジコは安部礼司。恒例、阿部普通右衛門のお話(958回)。大場嘉門部長が何かとおせっかい。四人分の弁当を作って疲れている阿部優には真っ黒い青汁大五郎サイズ1ダース。中華街でデートをする重山つらみと出向旺次郎にはレモンのかけ方うんちく(汁を皮に伝わすと香りが強くなる)。優には再び「バンコクの正式名称を知っているかい?」
逆に優は長男阿部永太と話をしたいが「うん」「友達とラインしてる」と塩対応。普通右衛門は部長と永太を結びつけ、永太はバンコクの正式名称を聞いて「すげぇ! 面白い!」と大興奮。
ラストは普通右衛門に「家族の時間を考えろ」と言われた永太が流星群タイムを企画する。
舌を巻いたつなぎ方がある。青汁の話を受けてつらみが「おせっかい」と評すると、旺次郎も「つらみちゃんのリマインドぐせもおせっかいだよ。どんだけ忘れっぽいと思っているの。もうやめて」ときっぱり言ったらデートの日に寝坊する切れ味よ。脚本:村上大樹さん。
道の駅「かつら」到着、17:15。食事も休憩もコミコミで8時間45分。那珂川のほとりで車中泊。
東北道の駅スタンプラリー。鳥海郷(33)、むらやま(34)、河北(35)、米沢(36)、ふくしま(37)。
水曜日。喉がざらざらしている。風邪か。病気なんて十年もしていなかったのにな。とりあえず回復するようにドデカミンを買う。
今回の訪問先、ノブくんの家に着く。二匹の犬がお出迎え。本当に「わんわん」と足にまとわりついてくるのだ。
ノブくんの仕事先でお仕事。台風が来るので屋外に出している物品をしまうのだ。体がだるい。
そして旅の目的Ⅰ、ポール・マッカートニー写真展へ。
懐かしの町でご飯を食べようということになる。国分寺。知っている店はない。駅舎だって変わっている。大学を見学する。
二人が通っていた寮へ進む。見たことがあるような学校がある。
「この辺、畑だったよな」
「この辺をTさんに誘われてマラソンで走ったことがある」
小金井市から小平市、清瀬市を抜けて、東久留米市へ。ノブくんはいくつかの建物を覚えているが、私はほとんど覚えていない。
国分寺で買った漢方薬を飲む。金羚感冒錠(きんれいかんぼうじょう)。ノブくんに「寒いの?」と聞かれる。無意識に、胸の前で腕を交差させて体を守っている。生物として弱りきっている。
ノブくんの家に帰宅。「休む。30分したら行く」 ノブくんと奥様が手料理をこしらえて待っているかもしれない。
でもその日は、なにも食べられずに休むだけであった。
木曜日。体温は36.9度。高熱ではない。休む。ノブくんがナシとモモを切ってくれる。果物なんて(そのものをしっかり食べるのは)久しぶりだ。
お昼にスージーとポーシャから「明日は台風だから来て」それはわかっているが、行けば往復三時間かかる。仕方なく行く。
午後三時半、旅の目的Ⅲである地質標本館へ。鉱物と化石のパラダイスである。地学好きとしては半日日程である。二階に上がらずにお土産を買って再び来ることを誓う。旅の目的Ⅱについては雑文で後日書く。
ノブくんと晩酌。犬がかまってほしいと迫る。こわごわ背中をなでる。「お腹が気持ちいいらしいよ」 お腹もなでる。
金曜日。6:30出発。ラジコはスナックラジオ。遅刻したバビさんが婦人科で大変な目にあった話。痙攣とか。男性としては笑ってはいけないような気がする。若いひわちゃん(二十歳)も検査を受けているとは、女性は大変ですね。
バビさんの歯医者さんのコマーシャルを初めて聞く。東京FMだから。
もう一つ、サンデーフリッカーズ。音楽スタッフが最高! 音楽テーマは夏のレゲエ特集。朝ドラ「虎に翼」で田中真弓さんが歌った(そして役の人が退場した)のが「バズった」ようで、「さすがの猿飛 後期エンディングテーマ 忍豚レゲエ」を聞かせてくれた。「あてが外れた影忍豚」の上がっていくところなんて、最高ですね。
師匠が「朝ドラでぎこちないラブシーンがありましたよ。興奮しました」と述懐すれば、まいまいは「そんな刺激のない生活なのですか」と一撃。本当に名コンビだなあ。
お昼はカレーの店。バターチキンカレーで、ナンがでっかい。
道の駅。あ・ら・伊達な道の駅(38)、おがち(39)。
体温37.6度。明日はコロナの検査薬を買いに行こうと思う。
37.0度。明日走るのはやめよう。明後日の献血もやめるべきか(薬を飲めない)。
いつも思うけれど、高速道路の地図が欲しいな。秋田県の地図はある。今回外環のICがよくわかった。環状線もわかりたい。環七や環八はよく聞くが、どこだかわからない。
咳が苦しいのでヴィックスヴェポラッブを塗る。2022年9月までなので盛大に塗る。
土曜日。ランなし。休みなのに走らないなんていつ以来か。九時前に目覚める。やはり疲れている。風邪の漢方薬だけ飲んで、朝ご飯も食べずにベッドに横たわる。
咳がひどい。咳をすると苦しい。体温計。39.2度。そんな体温知らない。コロナ検査キットを買いに行こう。ツルハへ。「薬局にあるんだよ」
ネットでコロナ対応病院の一覧を見る。土曜日の午後まで開いている病院を一軒だけ見つける。
「かかりつけの病院はどこですか」
「発熱外来がいっぱいで、また今度にお願いします」
スージーは「電話しろ」。腰痛で通った大病院に電話。「診察券と保険証を持って受付に来て」
受付に行く。「車種とナンバーと携帯電話を教えて」
クルマの中で待つ。午後四時半とはいえ、暑い。蒸し焼きになる。
「準備ができたので、『救急』の入口に来て」
救急車がサイレンを鳴らしてやってきて、患者をストレッチャーで運ぶ場所である。いま救急車が来たらどうなるのであろうか。
別の看護師。ドライブスルーのように窓を開けさせ、体温を計り、あの細長い綿棒を「真っ直ぐ前を向いていて」と差し込む。「十五分位で結果が出ます」
電話。看護師が確認をし、医者に代わる。「新型コロナ陽性の結果が出ました」
さらに別の看護師が来る。「お休みは会社の規則に従って相談して。家庭ではお風呂は最後に入って。トイレも別で」 別トイレは無理だが、リスクなことは承知した。診察料は? 「外出できるようになったら払いに来て」
薬局へ。カロナール300と200をもらう。「500の薬もあるんだけど、その病院では500を処方していないので合わせて500」
会社と実家に連絡。ノブくんにつながらない。
もちろん明日の献血はキャンセルである。
クラブオフの15日プレゼント(特別抽選販売キャンペーン)に応募する。クラブオフが今年いっぱいなので最終回。クオカード2,000円が200円で手に入る。外れ。最後のファミマ100円クーポン。ポーシャが高校生の頃は「クーポンがあるからファミマに寄ろう」と言うと「やった!」と飲み物やアイスを購入していた。思い出をありがとうクラブオフ。
日曜日。ランなし。
ノブくんにつながる。謝る。
旅行道具を片付ける。しかし日曜恒例の洗濯をする気力はない。ご飯を食べると寝てしまう。昼ご飯を二時に食べたら六時半まで寝た。
クレジットカード話。小学館イーコミックストアのクレジットカード情報を変更。
体温は36.4度まで下がった。
知らぬこととはいえ、新型コロナに罹患して東日本を走り回った。ほぼ自動車一人移動なのが救いである。接した人々にうつしませんように願います。
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