70 超ロング・セラー絶滅商品 サライ編集部・湯川豊彦
図書館より。小学館ショーターライブラリー。
(足踏み)ミシン、あんか、肥後守、ベイゴマ、ラムネ、大学ノート、蠅帳(はいちょう)、リヤカー、柳行李……。
誰だって使っていたのに、今ではもう店頭で見かけることもない物も多い。その商品を今でも作っている職人を訪ね、話を聞くという体裁である。
日本人の手先の器用さ、改良を続ける職人の思いが伝わってくる。いい本です。
どの職人も後継者不足を残念がっている。ガラスペンの人が、「全部自分のところでできるから、あと十年は続けられる」と言っているが、それが胸を打つ。
*大学ノートはB5版のみ。A4は体裁が似ていてもそうは呼ばない。また、大学ノートの罫線は、紙の端まで引かれていて、印刷ではない。
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