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59 ウンチクおもしろ学説 古谷三敏

 廣済堂文庫。1986年初版。

 著者はウンチクの大家であり、『ダメおやじ』『ぐうたらママ』などで知られる漫画家。「監修」というところがあやしいが、それらしい蘊蓄が120も語られている。オヤジ向けでかなりシモの話が多い。ざっと数えてみたら25編ある。

 現在から見ればトンデモな話もあるが、文章も軽快、暇つぶしにはもってこいの本である。

 ドッグイアー。

#動物の人気は、その動物が所有する人間との擬人的特徴と正の相関関係にある。(動物行動学者、デズモンド・モリス)

#大坂城の石垣には♂・♀の印がある

#美容整形を求める人は、コンプレックスの深い人が多い。(略)こういう人は一度手術しても、今度は別のところが気になりだし、とりとめもなくなってしまう。(医事評論家、村松博雄)

#”あ”の字から教えると勉強ぎらいになる(”あ”は形が難しいから)

#「最後の晩餐」で食べていたのはオレンジ


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