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102 国語のできる子どもを育てる 工藤順一

 図書館より。講談社現代新書。

 対象読者は誰なのか。国語の先生か。きっとそうだろう。
 自分の子供が国語好きになってくれたら、と手に取ってみたが、どうもぴんと来ない。

*『コボちゃん』を文章化させるとよい訓練になる。理解していない子供は、見たものを追うだけで、どうしておもしろいのか説明できない。
*小学校高学年になり、一人で本を読めるようになったら、ファンタジーを読ませるとよい。
*「文章を読む能力」と「読解問題を解く能力」は違う。
*よい問題は、文章がわかるための道しるべになる問題のことである。

#バリー・サンダースは「本が死ぬところ暴力が生まれる――電子メディア時代における人間性の崩壊」(新曜社)という本で、アメリカの青少年に暴力が生まれている現状を「本が死ぬところ」と警告しています。


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