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124 バードケージ 清水義範

 図書館より。NHK出版。

 主人公の予備校生は、「一億円を三ヶ月で使いきる」というゲームを引き受けることになる。寄付やコレクション、クルマ(免許がない)など自分の楽しみにならないものはいけない、というルール……。

 こういう突飛な設定は、「どう落とし前をつけるのであろう」と読者を引っ張る。オースターならギャンブルで使い果たすか盗まれておしまいだが。

 楽しみを奪わないように結末は書かないのだが、この本は何を言いたかったのか、よくわからない。
 お金の幻影か。それとも教育の恩恵か。
 N国のレポートとして見るとおもしろい。


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