カテゴリー「映画・テレビ」の83件の記事

ゴールデンカムイ

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#ゴールデンカムイ まさに原作尊重完全コピー! 緒方、二階堂、宇佐美、白石の佇まい! 牛山、土方、カノもそっくり! 山田杏奈はご飯を食べるときがかわいい。
でも白眉は「この映画の制作において動物に苦痛を与えていません」 いや熊も馬もリスもカワウソも倒されたり食べられたりしています。

 漫画作品を映画化すると「こんな人じゃない」とクレームが付くのだが、本作では本人を連れてきているので問題ない。鶴見中尉は作者のオーダー。緒方の目力。二階堂兄弟の狂気。白石の「脱獄王だぜ」と人差し指を挙げたシーン。牛山はちょっと小さい。土方はウィンチェスターをくるりと回してほしい。家永カノは本人を連れてきた。

 アシリパにとって、金塊を見つけることが父親の敵討ちになるという理屈が、映画を見て初めてわかった。

 北海道開拓の村に行ったことがある。村をこの映画にために使うことを考えた人、最高!

 フチが鼻の下をこする。「ライミク」という挨拶だそうだ。原作にはなく、映画で加えられた

 アシリパの「コタン」という言葉のアクセントが「コ↑タン」だった。「お↑かん」と同じ、LHH。
 でもメイキング映像だと「コ↓タン」
 コタンの口笛ではどうだろうか。

 「ひらいて」の山田杏奈はアシリパを演じるとは。ご飯(あるいはうんこ)を食べているときはかわいい。


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太陽とボレロ

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『太陽とボレロ』を見てきた。ちょっとそれぞれのお話がばらばらかな、という印象。檀れいの美人パワーで押し切る。ボレロの演奏に泣かされた。バイオリン隊が必死の名演技。エンドロールではヒロインの母親役がなんとあの人でびっくり。

 ツイート二つめ。
1)何だこの平たいトランペット? ロータリートランペットというらしい。
2)告白するなら伏線を張ってほしい。
3)「家族を大事にしなかった」の伏線は、**が**の家族だった、ですよね?

 お話としては「あれ、そうなるの」というちぐはぐ展開。川で乱闘するシーンとか、噴水の向こうのベンチとか、いきなりの告白とか、「こういうのを入れておけば盛り上がるよね」という脚本がどうにもこうにも。

 しかし音楽はすばらしい。イルミナートフィルハーモニーオーケストラの演奏に聞き惚れる。指揮者の西本智実さんの存在感よ。背筋が伸びる。指揮者の表情なんてふつうはわからない。こんな表情をしているのか。
 ベートーベン交響曲第7番の華やかなこと。『銀河英雄伝説』アニメ版で、同盟軍が攻勢にあるときにかかる曲だ。スパルタニアンが目に浮かぶ。『のだめカンタービレ』で一般にも知られるようになったそうだが、私の娘は『響け! ユーフォニアム』派だったので知りませんでした。
 ボレロは泣かされる。そうだよねえ、プロは涼しい顔で演奏するけれど、アマチュアが必死についていこうとするとそうなるよね。

 悪役のハタナカさんが悪役ではなかったところにほっとする。

おすすめマークほい! ★★★

公式サイト|太陽とボレロ

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 イオンシネマで千円で見ることができた。手順を忘れていたのでメモ。
1) イオンカード「ミニオンズ」を持っている。
2) AEON CARD 暮らしのマネーサイトにログイン。
3) 右上に表示されているカードをミニオンズに切り替える(複数持っているから)。
4) 左上の「三」のマークのメニューボタンを押す。
5) メニューを下にスクロールし、「イオンシネマ優待」を押す。
6) 「チケット購入」から購入する。
7) 購入番号(アルファベット二つに数字七桁だった)と暗証番号(電話番号)を控える。
8) 劇場に行く。
9) 映画を選ぶ。
10) 支払い方法の場面で、上の方に「ACチケット」というボタンがあるので押す。
11) 購入番号と暗証番号を入力する。


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ガンパウダー・ミルクシェイク

 最初の感想は「何も考えなくていいドンパチ」。

 帰宅してちょっと考えてツイッター。
ミシェル・ヨーの「なにかやりそうな達人の佇まい」とアダム・ナガイティスのチャラチャラ感がよかった。カレン・ギランは長身で好きなのだけれどもうちょっと表情が欲しい。英語が聞き取りやすいのもうれしい。地下カースタントとクライマックスのカタルシス。

 私は男だから感じなかったのだ。これはフェミニズムの映画なのだ。女性が男性を、格闘技で、ガンアクションで、ガトリングガンで、斧と鎖で、圧倒する。女性視点。
 男視点だったら、意味不明に女性がタンクトップ姿になり、優勢に戦いを進めていたのにトップスをはがされて胸があらわになり、形勢逆転される場面が盛り込まれるであろう。ポスターを見てわかる通り、出演する女性たちはみんな長袖だ。

 本が『ジェーン・エア』『若草物語』、ヴァージニア・ウルフ、アガサ・クリスティ。
 字幕にはなかったが『高慢と偏見』もあった。
 これでわかるべきだよ! そもそもボスもフェミニストを名乗っていた(嘘つきはやられる)。

 サム(カレン・ギラン)が図書館に入るとき、黒ずくめで帽子を目深にかぶっているところが格好いい。『女囚さそり』のオマージュらしいが元ネタがわからない。

 TOHOシネタウンのキャンペーンで、ふだん1,000マイレージのポップコーンが300マイレージでもらえた。帰りにもう一つ頼んで持って帰ればよかった。

おすすめマークほい! ★★★

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ウエスト・サイド・ストーリー

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スピルバーグの『ウエスト・サイド・ストーリー』を見てきました。「トゥナイト」のデュエットは綺麗だったし、「アメリカ」の群舞は楽しかった。それでも私はヤンキーしぐさがぜんぜん駄目(苦手)なのであまり感情が動かされなかった。見終わって客席を見たら見知らぬおじさんが大あくびをしていた。

 まず、ヤンキーしぐさ(文化とか思考回路とは呼びたくない)が大嫌い。よそでやれ。
 トニーはジェット団を抜けて気質としてやり直そうと誓ったはずなのに、それだけ重みのある人間に見えない。とっちゃん坊やの顔をしている。
 団員はいきがっているわりにいざ逮捕されるとなると急におどおどする。
 そんなわけで登場人物に感情移入できない。

 カメラワークとか、光の使い方はさすが名監督。ベッドの板の穴から顔が見える演出は面白い。

 スタンプカードで「六本見たから一本ただ」なのでいいことにしよう。

おすすめマークほい! ★★

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コーダあいのうた

 ポーシャのバンドのレコーディングが夜8時まである。今日はトーホーウェンズデー、どなた様も割引だ。以前はメンズデーとレディースデーがあったが、LGBT運動のためこうなった。

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前半の下ネタがエグい。裸は出ないのに下ネタだけでPG12になったのでは。中盤はエミリアの歌声とクラスに一人はいそうな品のある丸顔が美しい。終盤耳の聞こえない家族の前で歌わないわけにはいかない映画なのだが、その演出3に泣かされる。ルビー・ロッシという名前は奇面組

 主人公ルビー(エミリア・ジョーンズ)は屈託のない女の子。家族は漁師。父(トロイ・コッツァー)と母(マーリー・マトリン)と兄(ダニエル・デュラント)は聾唖者で手話を使う。魚の値段交渉も、性病になった両親と医者の会話も、ルビーが担当する。

 長身のおませな親友と「選択教科は楽なのにしよう」なんて言っていたが急に「クワイア」(合唱)クラスを取ることにした。片思いの彼氏(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)に合わせた、ということは見ていてわからなかった。>鈍感

 情熱的な変人V先生(エウヘニオ・デルベス)に指導されて、ルビーは歌の才能を自覚するようになる。V先生は有名な「バークリーに行け」と自宅で指導するようになる。

 ルビーは彼氏を自宅に招いて歌の練習をするが、照れくさくて目を合わせられない。そして背中合わせに歌い出すが、もっとどきどきする。その刹那。

 笑って、泣いて、やる気をもらう、理想的な映画。ルビーなしでどうやって漁業を続けるか? それは野暮な質問。

おすすめマークほい! ★★★★

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ドライブ・マイ・カー

 娘のポーシャを学校に送って8時半開始。時刻はばっちりだ。問題は時間。上映時間3時間。これは長期戦だとキャラメルポップコーンを購入。

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ハルキの世界観を保っていてグッド。若い人物も「マジ」「ヤベー」とか言わない。クラシックのレコードをかけながらの行為に疑問を持たない自分に苦笑い。薄々わかっていたけれど、村上文学を映像化するとポルノになりますね。

 主人公(家福:西島秀俊)はベテラン役者で演出もする。妻(音:霧島れいか)も同業だが夫の留守に若い男を家に連れ込む。たまたま早く帰宅した夫は不倫現場を見てもそのままドアを閉じてしまう。現場ではクラシックが流れている。「クラシック+不倫」に慣れて違和感を感じない自分は村上春樹ファンだなあと苦笑い。
 広島の演劇に招かれた家福は無理やり運転手を付けられる。寡黙な若い女(みさき:三浦透子)。その演劇には韓国人も、聾唖者も、妻と不倫していた若い男(高槻:岡田将生)もいて、芝居の稽古は難航する。

 最初の一時間は音のターン。霧島れいかは服を着ている時間より裸の時間のほうが長い。それでも胸は見せないのが決まりなのか。
 家福は運転中妻の録音してくれたお芝居練習テープ(本当にカセットテープ)を流すが、これが家福の心を代弁/逆転させている。言いたくないことを言ったり、我慢していたことを言ったり。『ワーニャ伯父さん』からよく選んでいる。
 高槻はやりたい放題。見ていて不快になるので監督の狙い通りである。

 上映時間は長いが霧島れいかのホットスタートと、見せるところはじっくり見せ(立体駐車場をじっくり見せたのはなぜ?)、省略できるところはばっさり切った演出の巧さで時間を感じさせない。繰り返すが「ハルキワールド」の独特な味わいを映画でも再現したことにこの映画の価値はある。

 最後のオールスターの演技は素晴らしいと思うが、ほかの作品をまるまる使って終わるのは、ちょっと逃げたように感じる。

おすすめマークほい! ★★★★

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マークスマン

This is my choice.

 ツイッターにこう書きました。
#マークスマン どうしても #モンタナの目撃者 と比べてしまうが、アンジーは強い女。リーアムは妻は*くすし思い出の家は*かれるし、犬を*されて取り乱す弱い男(謝るのは偉い)。ボロボロ男が最後にゴルゴするのが格好いい。後味の素晴らしい引き算の映画です。

 主人公ジム(リーアム・ニーソン)は海兵隊上がりの爺さん。妻を亡くして家も取り上げられそう。職場でも力仕事は無理だと言われ、八方塞がりでバーで飲んだくれる。
 メキシコではカルテルにちょっかいを掛けたせいで子供のおじさんが吊るし首になる。お母さん(テレサ・ルイス)は子供(ジェイコブ・ペレス)を連れて脱出する。
 爺さんはメキシコ母子に出会い、カルテルの追跡を逃れて子供の親戚のいるシカゴまで逃避行に出発する。

 私は『モンタナの目撃者』を見て半年経っていないので、比較ばかりしてしまう。主人公は心に傷を追ったベテラン。親は命をかけて息子を逃がす。主人公は偶然の出来事に驚くが、行きがかり上子供を守ることにする。まるで同じ。違うのは、アンジーには味方がいたが、リーアムは孤独であること(国境警備隊の娘=キャサリン・ウィニック=は心配するだけ)。ただし彼には狙撃の腕がある。メキシコマフィア(フアン・パブロ・ラバ)は非道の振る舞いを続けるだけに、終盤ジムの狙撃が百発百中で(そんなに撃たないが)爽快だ。

 派手なアクション映画というよりは、アクションもあるが、爺さんと子供がお互いを徐々に理解していくロードムービーであり、ベトナムで国に裏切られた男が最後に花火のように輝く哀愁のドラマであろう。風景も一つ一つ美しいのだ。

 ガソリンスタンドの女性が気になる。調べるとアンバー・ミッドサンダーという役者さんだ。同じくリーアム・ニーソンの出る『アイス・ロード』でもいい役をもらったらしい。ネイティブアメリカンのスー族の末裔である美人さんだ。

おすすめマークほい! ★★★★

 ちょっと甘い採点かもしれないが、ラストの余韻が心に残るから。

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ひらいて

 娘を学校に送るのが7:50くらい。それから駅前の映画館に行き、8:30の映画を見るのが一番便利。最近では「8時半映画」と呼んでいる。

 はい、SNS。
ヒロインは美人で先生のウケもよく、ウェーイ系の遊び友達もいる。恋敵は地味で色黒で友達もいない病気持ち。略奪するのは簡単なはずだった。
女どうしのラブシーンはPG12としてはちときつい。

 主人公の愛(山田杏奈)は文化祭の坂道風ダンス(夕立ダダダダダッ)のセンターで踊っている。美人で、先生から「文化祭の仕事もするし、推薦でなくても学力でもっと上に行ける」と認められている。「お前が来ないとカラオケが始まらないよ」なんて言うウェーイ系の遊び仲間もいる。順風満帆の人生。……ところが。

おすすめマークほい! ★★★★

 エロスで★一つ増えたかなあ、と思いながら。


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きのう何食べた?

 娘のバンド練習が午後3時から6時。この映画は3時半から5時40分まで。あらぴったり。しかもトーホーシネマイレージカードの六本見たら一本無料フラグが立っている。

 ドラマの続きらしい。弁護士のシロさん(西島秀俊)と美容師のケンジ(内野聖陽)はゲイカップル。シロさんはケンジに京都旅行を提案する。あまりの幸せさに「別れ話を切り出されるのか。それともシロさんが死ぬのか」と極論に走るケンジ。

 ゲイは社会的にあまり認められていないけれど、ていねいな暮らしをして、おいしいご飯とたおやかなご近所さんがいれば幸せ、という価値観がウケたのだと思う。
 女性陣には山本耕史の鍛え上げられた上腕二頭筋がおいしいのかもしれない。
 ケンジのお母さん(梶芽衣子)の存在感に目が持っていかれる。

 SNSにはこう書いた。
この手の話は苦手。
内野聖陽の演技はお見事。本物みたい。マキタスポーツからはおかしみがにじみ出る。田中美佐子の華やかなこと。
りんごとローストビーフが食べたい。アクアパッツァも。

 ローストビーフは焼くのでなくて茹でる。これは新しい。

おすすめマークほい! ★★★

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そして、バトンは渡された

 この日も娘を学校に送って8:30上映、という時間だけで選んだ。

 ツイッター。
3度泣いた。あのシーンと、あのシーンと、あのシーン。
1度目は嗚咽した。体がしゃくり上げた。
どこかでネタバレを見る前に、お早めに映画館に足を運ぶことをお勧めします。
子役が最高。

 小学生の「みいたん」(稲垣来泉)にはお母さんがいない。突然派手なお母さん「梨花」(石原さとみ)ができた。お父さん(大森南朋)はチョコレートづくりの夢のために家を出ていってしまう。父母どっちにつくか本人に決めさせよう、なんてひどい母だ。
 高校生の「優子」(永野芽郁)は周りに冷たくされても作り笑いでごまかす卑屈な性格。卒業式のピアノ伴奏を押し付けられる。それでも家に帰ると優しく料理上手なお父さん(田中圭)がいる。でもお父さんではなく、「森宮さん」と呼ぶ。森宮家の二人のお互いを立てる関係性がいい。
 ママの勝手な生き方に「この話はどう収まるんだ」ともやもやした。

 これ以上書いたらどうしても秘密を明かしそうなので続きは下に。

 今年最高の映画です!

おすすめマークほい! ★★★★★


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