カテゴリー「映画・テレビ」の57件の記事

ボヘミアンラプソディ

 毎月1日の映画の日は本当に千円でした。
 「三回泣いた」などの評判を聞きつけて来場。地方出身のゾロアスター教徒があれよあれよとスターにのし上がる。傲慢になって落ちぶれる。彼女との恋もある。しかし一向に感情移入できない。地味だった彼女はどんどんきれいになっていく。その彼女よりもさえないおっさんのほうが恋愛対象になるというのだ。ライブエイドの再現は素晴らしいが、心は盛り上がらない。

 帰宅。調べる。この映画の裏の肝はいつの間にか加わったベースのジョン・ディーコンではないか。几帳面でロンドンジョークを愛し遠慮がちなのに機転が利くし怒らせたらいちばん辛辣。記者がフレディに「(ドラッグや酒で)最近顔色がわるいですが」と攻めると「先週風邪を引いた」とボケる。メンバーが喧嘩を始めると『アナザワン・バイツ・ザ・ダスト』のリフを弾き始め、みんなは「そのリフ格好いい」と喧嘩をやめて集まってくる。音楽好きなのだ。そのくせフレディが裏切ると「400万ドルで家族を買えばいい」と本気で怒る。

 映画『はやぶさ』が宇宙研のコピーを目指したように、この映画も実話の再現を目指したのだ。ちゃんとライブエイドを見てからまたこの映画を見たいと想う。

 あと出番はちょっとだけれどどう見ても本人に見えるほどそっくりのボブ・ゲルドフ。

おすすめマークほい! ★★★★

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リメンバー・ミー

 クレジットカードに付帯するクラブオフというサービスを使って映画のチケットを安く手に入れたことが何度かある。今回は「ムビチケ」というちょっと格好いいカードが送られてきた。
 大人: 1,800円→1,400円 花びらの橋を三人が渡っていく後ろ姿
 小中学生: 1,000円→900円 屋根の上で三人が空を見上げている姿

 上映直後、ポーシャに感想を聞いてみた。
「ねむかった」

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男の操 1~4話

 テレビカテゴリは久しぶり。

 業田良家氏の漫画『男の操』がNHKプレミアムでドラマ化になった。大好きな漫画なので告知されてから今か今かと待っていた。

 第1話。あわれ回。こういうトゥウィートをした。

『男の操』をようやく見た。前半30分はあわれにぼろぼろ泣きっぱなし。あわれがあわのちゃんというのも縁。ママ上のグラマラスさにどきどき。クライマックスのど自慢で『男の操』を初めてなのにテレビと一緒に歌えるシンクロニズム。深情マリが美人すぎる。中年のはずなのに。次は万田さんのターン。

 あわれの「パ↑パ上」とひっくり返る言い方と切ない表情、ドラマ化のうれしさに感情が追いつかないのだ。本当に泣きっぱなしでした。

 第2話。ママ上回。
 これは駄作。
 みさおは「ぼくには純子がいるから」と純子一筋で、ほかの女の子には目もくれない。深情マリ社長の気持ちにも気付いていない。だからこそ万田さんがいじらしく感じられる、というのが原作の骨格である。(それがビッグバンを機に変わっていくのが見どころなのだが)
 このドラマではみさおが万田さんに好意を持っており、ママ上がビデオで「浮気したら許さない」と脅迫するという、原作をまったく理解していない方向性で話を作ってしまった。脚本、わかっていない。

 第3話。俵あきら回。
 原作では「氷川きよし」似の後輩がモテる役を担っていたが、それが具現化された。七回しかないのにオリジナルストーリーをやっている場合か、と気を揉むが、「どっ恋しょ節」が最高である。「恋っしょ恋っしょ どっ恋っしょ恋っしょ」という高音のサビがキャッチー。
 繰り返すが深情マリ社長の存在感たるや。「↑み↓さお」

 第4話。面堂保回。
 いきなり三浦フィーチャーで非関東ウォッチャーには「三浦? どこ?」となる。相変わらず保っちゃんの服装はおもしろいなあ。どこで買ってくるんだろう。みさおが「たもっちゃん」と言うのが滑舌がわるく聞き取れないのが残念。"t"音が聞こえないのだ。
 あわれの演技が素晴らしい。目玉を動かしてから顔を動かすのだ。不信感の演技。
 保っちゃんのお相手は黒谷友香という女優さん。スタイルが輝いている。

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この世界の片隅に

 久しぶりの映画館。

 戦争前夜の広島で生まれた絵の好きな「ぼーっとしている」女の子が十九になり、軍港呉にお嫁にもらわれていき、そこで生きていく物語。

 上映が終わり、室内が明るくなったときの雰囲気が異様だった。
 誰も口を開かなかった。
 ふつう「おもしろかったね」「トイレ行こう」なんて声が聞えるものだが、一切なし。
 私を含めた観客が、この映画の重さを受け止めているのだ。
 かなりの人が、「すずさんが生きていたら何歳だろう?」と考えたはずだ。「母くらい」「祖母くらい」と。

 宿題をもらった気分。
 「お前はこの映画を見て何を感じるのだ?」
 もちろん反戦映画である。夫婦の愛情もテーマであろう。広島だから核兵器廃絶の祈りも避けて通れない。知らないところに自分一人で入っていく、嫁入りという制度の中の女の一生も大事なモチーフである。

 そしてそこには、契約問題でこじれて自分の本名さえ名乗れない「のん」さんの素晴らしい演技と、彼女が置かれた境遇がオーバーラップされる。
 彼女の広島弁がかわいい。どうしても『はだしのゲン』の影響で(おどりゃムスビ)広島弁は怖い言葉というイメージがあったのだが、「…ですけえ」「おりんさった」なんて優しい広島弁が耳に心地よい。パフュームの「あーちゃん」を思い出す。

 短いカットインが挿入され、「あっ? あっ?」と思っているうちに次に行ってしまうので、きっと複数回見るとまた発見がある映画であろう。

 ネットでは「百年に一度の傑作だ」なんて声もあるが、さもありなん。素晴らしいアニメ映画を二本挙げろと言われたら、私は本作と『カリオストロの城』を挙げる。

おすすめマークほい! ★★★★★+★★
(5点満点ですが凌駕)

<以下は内容に関する表現があります>

  

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アナと雪の女王

 劇場。私はyoutubeで"Let It Go"のシーンを見てこれは見なければいけないという衝動に突き動かされたが、家族にはそのモチベーションはない。スージーは相変わらず出不精だし、頼りのポーシャも「ドラえもんの方がいい」とつれない返事。予定に30分遅れでやっと連れ出したが「映画をやめて男鹿(観光地)に行こうよ」「プールがいい」という調子。
 だから到着したときは姉エルサの戴冠式の直前で、アナとハンスが出会うシーン。

 場内はほぼ満員。遅れて行った私は前の列の左の端っこというもうワーストなポジション。

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APOLLO13

 名作。
 冒頭のアポロ204(1号)が効いている。宇宙旅行ではクルーにミスがなくても設計など地上スタッフのミスが命取り。

 まずもってジム・ラヴェル役のトム・ハンクス、その妻役のキャスリーン・クィンランがいい。美男子、美女らしくないのがいい。
 また不慮のトラブルで望まれず入れ換わったジャック・スワイガート役のケヴィン・ベーコンが「自分一人だけフィットしていない感」をよく出している。ラヴェル、ヘイズはクルーカットなのにスワイガートはちょっと髪が長い。
 世間のレビューを見れば(生還したから)緊迫感がないという評もあるが、大気圏リエントリを手作業でやるというプリミティブな手法にくらくらする。もちろん二酸化炭素フィルタも山場だ。
 そしてリエントリ。司令責任者のエド・ハリスが渋い。夢破れて操縦桿を握れなかったケン・マッティングリー役のパクストンも鬼気迫る。

おすすめマークほい! ★★★★★

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おかえり、はやぶさ

『おかえり、はやぶさ』映画オフィシャルサイト

 最大の感想。


音楽が変。

 せっかくがんばって映画を作ったのに、どうしてこんなひどい音楽を付けられなければならないのだ。何かの罰ゲームか。音楽家が一人シンセサイザーで即興で作ったような適当な騒音。耳障り。あるいはどうしようもなください。冒頭イオンエンジンチーム登場のところで、安っぽい音楽が鳴った。誰かが携帯電話を鳴らしたのだと思った。それ以降せっかくの感動的なシーンは、そのたびに音楽でぶち壊しになる。

おすすめマークほい! ★★

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はやぶさ 遙かなる帰還

映画『はやぶさ 遥かなる帰還』公式サイト

 つまらない。撮っていておもしろいと思っていたのであろうか。上映が終わったとき、
「なんだったんだ」
と思った。雪道を一時間もかけて運転し、ポップコーンを食べに来ただけだ。

おすすめマークほい! ★

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はやぶさHAYABUSA

映画『はやぶさ/HAYABUSA』公式サイト 10.1 ROADSHOW

 小惑星探査機はやぶさを映画化してくれたことに、最大限の敬意を払う。しょせん一部のマニアがネットで盛り上がっていただけの話だ。こうやって映画化されれば、それは国民的な存在になる。そういう意味で、序盤糸川先生について詳しくかつ敬意を払って説明した点は評価してもしすぎることはない。
 また、これを私は封切日、10月1日に見た。映画の日で料金が1,000円という幸運に恵まれたが、さらに着席後係員がA5クリアケースを配りに来た(小さい)。的川先生、川口先生、國中先生、矢野先生、齋藤先生のコメントが載っている。これは貴重品である。

(以下、内容に関わる記述があります。まだ見ていない方はご遠慮ください。)

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タイタニア録画

 BSプレミアムで放映されていたスペースオペラ・アニメ『タイタニア』。HDDレコーダーにためていたのだが、ようやくDVDに落とした。全26話。1話25分なので、1枚に3話入れようとすると足りない。エンディングを削る(圧縮してもいいが、うちのレコーダーでは圧縮すると等速録画になる。やっていられない)。
 それでも気付かなかった序盤部分や、放映時間変更のため後半が録画できなかったものがある。以下、自分のためのメモ。

1 すべてなし
2 すべてなし
4 すべてなし (3話はあるのになんでだろう)
8 後半欠損
16 後半欠損
26 後半欠損

 ナイターの延長でドラマの録画ができなかった人の気持ちがわかった。

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