カテゴリー「書籍・雑誌」の1205件の記事

1211 高校生からの統計入門 加藤久和

 図書館より。ちくまプリマー新書。

 「高校生からの」と銘打っているが、私の数学力では太刀打ちできなかった。この本をいいとかわるいとか評する力がない。ほとんど流し読んだ。
 すべて縦書きで書いた心意気は買う。

#偏差値=(得点ー平均点)×10+標準偏差+50

*相関関係は因果関係を示すものではありません。あくまでも二つのデータの間の関係性の有無を確認するものであるということと忘れないで下さい。

*10問全部○か×かの二択のテスト。何も考えず○だけつけて5問以上正解する確率は50%でなくて、62%近くある。
 これが理解できなかった。どうして。

| | コメント (0)

買った本52・買った漫画91

買った本
51) 猫大好き 東海林さだお
52) 90%幸福の顔記号 瀧川平州

買った漫画
91) 時計じかけの姉(2) いけだたかし

 猫は未読。
 顔記号とはいわゆる人相占いなのだが、垣間見える著者の哲学が格好いい。100%幸せだと、あとは減じるだけ。90%を幸福だと感じることが大切なのだという。あと、似顔絵がそっくり。イラストは河村典子さんと貴木まい子さん。申し訳ないが定価1,200円(外税)をバーゲンで180円(同)で買ってしまった。
 姉はサービス精神が明後日の方向へ。どこへ行こうとしているのか。次が最終巻でほっとする。

| | コメント (0)

1210 文豪ナビ 芥川龍之介 新潮文庫

 図書館より。新潮文庫。

 本書の価値は島内景二(電通大教授)の評伝にある。芥川の生い立ち、創作、恋愛、病気まで見てきたようにわかる。この36ページの密度よ。

 芥川は大正時代の寵児となり、大正時代の終わりとともに命を絶った。やはりあの左手をあごに付けた写真は超絶的に格好いい。

| | コメント (0)

1209 世界の英語ができるまで 唐澤一友

 図書館より。亜紀書房。

 この本はインド=ヨーロッパ語族に属する英語が、世界中に広がっていく姿を網羅するメーキングのドラマである。そこまでは類書も同じだが、この本の白眉は後半である。アフリカの英語、南半球の英語、中南米のクレオール、アジアの英語、どうやって調べたのというくらい調べ上げてある。

 付箋を貼りまくりである。
 左がノルマン・フレンチからの、右がセントラル(パリ周辺)・フレンチからの借入語である。
*catch-chase, convey-convoy, goal-jail, reward-regard, warrant-guarantee

 15世紀英語で公文書が作られるようになり、その役所をチャンセリーといった。そこではチャンセリー体という書体、正書法、文法規則などが整理された。

 right, high, knightなどのghは[c]の下に髭の付いた発音記号の音が、次第に落とされるようになったもの。昔はリーヒトのように言ったのかな。

*アメリカ英語やスコットランド、アイルランドのようにこのrを発音する訛りは、rhotic accentと呼ばれる。

*Eire, garda(警察官)はゲール語

*ウェールズ語の付加疑問は主語・動詞に合わせず一律isn't it? (is it?)

*buckarooはスペイン語に由来する

 イギリス英語とアメリカ英語。
 aubergine-eggplant, hoover-vacuum cleaner, kennell-doghouse, nappy-diaper, tap-faucet/spigot, tin-can
 最高なのはこれだ。
 地下道 subway-underground
 地下鉄 underground-subway

*T Voicing; 有声音に挟まれ後にアクセントを置かれない母音の続くtはしばしば有声音[d][r]に近い音で発音される

*Yod Dropping; アメリカ英語では[ju:]から[j]が落ちる。チューズデイがテューズデイ、スチューデントがステューデント

*rhebok(動物)、trekはアフリカーンス語(元オランダ語)から

*mebosは梅干しのこと。江戸時代出島からオランダへ輸出された。

*long time no seeはインディアンのピジンを真似たもの

*母語話者がいないのがピジン英語、それで育っているのがクレオール

http://karasawa.karakasa.com/makingofworldenglishes.html

| | コメント (0)

1208 42歳からのコレステロール・中性脂肪対策 石川俊次

 図書館より。主婦の友社。

 わかったこと(私は医学が専門ではないので鵜呑みにしてはいけません)。
・善玉コレステロールは全身を巡ってコレステロールを運んでくれる。
・悪玉コレステロールは血管の壁にとりつき動脈硬化を起こす。
・中性脂肪はお酒の飲み過ぎ。
・悪玉コレステロールを多く含む食べ物。いか。たこ。うなぎ。ししゃも。白子など魚卵。プリン。ショートケーキ。鶏レバー。卵(卵黄)。豚レバー。牛レバー。いかなどは300-100mg。プリンなどは150-120mg。レバー、卵は200mgくらい。バターは大さじ1で27mg。
・悪玉コレステロール(LDL)を増やすのはラード、脂身、バターなどの動物性食品。ほかにパーム油、ヤシ油、カカオ油。オリーブ油は「やや減らす」。サラダ油、コーン油は「減らす」。意外。
・A型人間(時間に几帳面、競争的、責任感、努力家)はストレスをためやすい。B型人間(時間にルーズ、努力をしない、ほどほど)の2倍も動脈硬化になりやすい。

| | コメント (0)

1207 楽譜が読めなくてもハーモニカが吹けるようになる本 田中光栄

 図書館より。自由現代社。

 ハーモニカには二種類ある。よくブルースの人が使うダイアトニック・ハーモニカと、本書で紹介されているクロマチック・ハーモニカである。クロマチックとは半音階という意味であり、よく見ると横に出っ張りがある。これがスライドであり、このスライドを押し込むことで半音階を出す。

 本書のもう一つの特徴は、単音楽器であることを活かして、ド[5]のように音階とホール番号、そして長さを表す独特な楽譜を使っているということだ(五線譜もある)。
 曲はアメイジング・グレイス、故郷、ダニー・ボーイなど。

 見本CDが欲しければ図書券千円を送ってというのがかわいい。


| | コメント (0)

1206 実用的なチラシデザイン

 図書館より。グラフィック社。副題、ペラ1枚に落とし込む情報整理のアイデア集。

 オールカラーのチラシデザイン集。最初の数作には説明があるが、あとは短いコメントのみで、100以上の作品を掲載する。どのチラシも流石に選ばれたものばかりで、アイデアと技術に優れている。

#誘目性


| | コメント (0)

1205 お皿の上の生物学 小倉明彦

 図書館より。築地書館。副題、阪大出前講座。

 物知りのおじいさん教授が、料理を作りながら圧倒的なうんちくを語る講座。元々は一年生に学問の楽しさを伝えるための講座らしい。どのページを開いても新しい発見がある素晴らしい本。

*「舌の地図」は嘘である。どの味もどこでも感じる。

#ナデシコを英語でpinkという。ピンク色をしているからpinkなんじゃないよ。その逆。

#バジリコ(英語でバジル)

*カロテンはCarrotのene(不飽和炭化水素の呼称)だからcaroteneという。

#モーツァルトもベートーベンも、楽譜はイカ墨で書いていた。古くなると風情ある茶色になって、この色をセピア色という。セピアとはイカという意味だ。

#著者が学生のとき、同級生七人が手をつなぎ、最初の一人がエイの背に、最後の一人がエイの腹に手を置いて、実習指導の村上彰先生がエイの頭を小槌で叩くと、全員が感電するという実習があった。

#卒業を間近に控えた中高生が、あこがれの先輩に告白したい、あと一月でもう会えなくなってしまう。今しかない。お菓子屋さんもよく乙女心をつかんだね。

#メンデルのdominant / rezessivは顕性/陰性とでも訳すべきであり、痛恨の誤訳といえる

#病院の寝台をベットと呼ぶのは、ドイツ語のBettであって、英語のbedの誤りではない。

| | コメント (0)

1204 あっというまに好かれる声になる! 上野由紀

 図書館より。ヤマハミュージックメディア。副題、声が良くなる、いちばんやさしい本。

 著者は夜行列車のようなお名前だが、歌手の経歴もある上野ヴォーカルアカデミー三代目校長。基本は見開きの二ページで、「大きな声を出す」「早口を直す」「ビブラートをかける」などのためにはどうすればいいか、具体的な手法を披露する。
 基本は割り箸二本を縦に、奥歯に挟める。そのようにして口の中の空間を広くすることのようだ。

*歯切れのよい声をだす; 「おっはようございますっ」と、最初、二文字目、最後を強調する。

*男性が女性にモテる声; よく響く声とは男性特有の「喉仏」を響かせる声のことで、あごの下の筋肉を鍛えることで出すことができます。上唇と鼻の間に割り箸をはさみ、落とさないようにしながら、「うおうおうお」と発生してみてください。一回一分ほど続けるといいでしょう。

*よく通る声を出す; 喉ではなくお腹から発生する必要があります。曲がるストローの長い方を口にくわえ、短い方に綿棒を差し込む。指を綿棒の上に持ってきて、フッフッフッと連続して息を吐き、綿棒が指にポンポンと当たるようにするのです。通る声を出すためには、空気をたくさん吐き出すのではなく、少ない空気をいかに勢いよくお腹から出せるかが大事なのです。

| | コメント (0)

1203 図解地政学入門 高橋洋一

 図書館より。あさ出版。副題、世界のニュースがわかる!

 著者は元大蔵官僚で、ふるさと納税やねんきん定期便の立役者。小泉内閣や安倍内閣でブレーンを務めた。
 中国、ロシア、ヨーロッパ、アメリカの外交には必然性があることを、それぞれ章立てをして、中学生でもわかるような文章で明らかにしていく。

*ロシアの動きを見ていると、黒海方面か東アジア方面か、つねにいずれかの方面への南下を試みていることがわかる。一方で阻止されたらもう一方へ、そこで阻止されたらまたもう一方へ、という具合だ。

*民主主義国家は戦争をしない
*アジアで戦争が多いのは、アジアには民主主義国家が少ないから

#中華人民共和国の全文には「四つの基本原則」なるものが制定されている。その一つは「中国共産党の指導」である。(略)だから中国は立憲主義ではないといっているのだ。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧