カテゴリー「書籍・雑誌」の1093件の記事

1108 みんなの道徳解体新書 パオロ・マッツァリーノ

 図書館より。ちくまプリマー新書。

 一体この本は何か。道徳教育について真面目に論じたようなスタンスだが、中身は道徳の教科書で笑おう、というもの。また、道徳という特別な教科に対する造詣も深く、センス・オブ・ワンダーを感じさせてくれる。

#その二社(東京書籍と学校図書)とは距離を置き、わが道を行くのが教育出版。当たり障りのない内容でお茶を濁す版元が多い中、ここだけは、良くも悪くも攻めてます。

#ともだちなどという狭い枠に人間を囲い込むのはよくありません。ともだちを百人作れる能力より、千人の他人とお話ができる能力のほうが、ずっと価値があるのです。

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1107 みんなのなやみ 重松清

 図書館より。新潮文庫。

 いけないことにはまってしまった男の子の話がおもしろい。高3だが大学生の彼女がいる。高校生のくせにクラブで知り合ったそうな。進学校なので受験に備えて「しばらく会えない」と断ったら彼女は怒り出して、二週間に一度は(親をだまして)ホテルに泊まることを約束させられた。

*彼女はとても[検閲]が好きで、ホテル代も彼女持ちです。ぼくもそこにハマったようなところもありますが、いずれ別れるつもりだったので、困り果てています。
*なんとなくうしろめたいし、うまく別れるにはどうしたらいいか、彼女には強く言えずに困っています。隼人くん(17歳)高3・東京都

 「ぼくもそこにハマった」という正直さがかわいらしい。根はわるい奴ではないのであろう。でも、もげろ。

 次の言葉の切れ味にはうなるしかない。クラスで悪口を言う悪リーダーについて、親に「知らん顔をしろ」と言われた子供への返事。

#これは、親が「知らん顔」をしているんだ。
#子どもに「知らん顔」をしろと言うときに、親自身が知らん顔をしている。「ほうっておけ」と言うときの親が子供をほうっておいて、「気にするな」と言うときの親のほうが気にしていない。鏡なんだ、言葉って。

*学歴は「特別な才能を持たない人の、最後の武器」

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1106 リサイクル幻想 武田邦彦

 図書館より。文春新書。

 著者は材料工学の専門家。「リサイクルってなんとなく環境に優しそうだよね」という甘い幻想を徹底的なリアリズムで打ち崩す。例えばプラスチックをリサイクルした廃プラスチックを使うと、他の手段よりも十倍から五十倍のコストがかかる。処理に石油が必要になるし、トラックで運べばゴムや鉄板を多く使うことになる。プラスチックは燃やした方がいい、という理論。

 大きなスケールで考えていくと、無限にあるのは太陽エネルギーだけ。これからの循環型社会ではできるだけ太陽エネルギーだけを使って生活する。植物は太陽エネルギーで育つから、紙や木をリサイクルする必要はなく、焼却してその熱で発電するのが望ましい、とのこと。

*熱い鉄板の上に灯油を垂らし、蒸発させるのが石油ファンヒーター
*北半球にある温帯地方の大きな島国といえば日本だけ

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図書館1245

1241) 保護者と「ぶつからない」「味方をつくる」対応術! 城ヶ崎滋雄
1242) 即戦力の磨き方 大前研一
1243) 〈勝負脳〉の鍛え方 林成之
1244) お金持ちのお金はなぜなくならないの? 宮本弘之
1245) クラシック超入門 野沢龍介・監修

 この図書館は数年前に移転して文化複合施設となった。だからコンサートなどとぶつかると駐車場がなく、別の駐車場まで三分ほど歩かされるはめになる。今は私と娘五冊ずつであるが、娘が小学生の頃は私五冊+娘絵本十冊でかなりの重さになった。せめて二階建ての駐車場にならないかなあ。

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1105 最高のランニングケア 中野ジェームズ修一監修・佐藤基之著

 図書館より。副題、一流ランナーは必ずやっている!

 構成がおもしろい。いわゆる逆引きになっており、「かかとの痛み」なんて悩み別に章立てされており、それぞれに予防ストレッチや予防トレーニングが解説されている。なるほど。筋肉の位置がそれぞれのページに載せられているのもいい。
 モデルさんがやけにきれいだと思ったらオスカープロモーションの人であった。それはそれでいいのだが、本職ランナーの体つきも参考に見たい、といったら欲のかき過ぎか。

#ももの前側には大腿四頭筋、後ろ側にはハムストリングスという筋肉があります。走っているときには大腿四頭筋とハムストリングスが交互に力を出すことによって、スムーズに脚を運ぶことができます。しかし、出力的にはハムストリングスのほうが弱いとされており、疲労などが原因でこの切り替えのスイッチがうまくいかないと、ハムストリングスに大きな負荷がかかり、ブチッと肉離れが置きてしまいます。

#月間走行距離が200kmを超えると障害発生率がぐんと上がる

*シンスプリント: 脛(すね)の内側、くるぶしの12~20cm上が脛骨(けいこつ)に沿って痛む

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1104 野球守備フォーメーション 菊池壮光

 図書館より。成美堂出版。

 著者は東京ガスの監督。走者の位置ごとに、野手がどう動くべきかを解説している。「外野を含め、すべての野手が必ず動く」点は子供に大切なことである。
 ランナー一塁でファーストのダミーの前進から、戻るまたはセカンドが入る、というピックオフプレーもある。

 ユニークなのは打者のタイプ分類。引っ張りタイプ、おっつけタイプ、万能タイプの三つに分け、それぞれのファールの軌道や見送り方で見極められるとしている。引っ張りはファールにフックがかかり、前足に重心がかかってバットも半分振って見送る。おっつけのファールはスライスし、見送ったときに重心は残りバットはトップにある。万能は特徴はないので決めつけない。
 右利きの右投げ左打ちは左腕が弱いのでバットが返せない。左手を押し込めず、引っ張れないので切ってインハイを攻めよう、とのこと。

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1103 エバーノート「超」整理術 戸田覚

 図書館より。青春新書インテリジェンス。

 腰巻きの「これはビジネス番四次元ポケットだ!」という軽さが青春出版社らしい。
 エバーノートについて、無理に系統立てず、使いそうな機能から解説していくのがわかりやすい。数百円で買える定番アプリの紹介もある。

*仕事のスタッフや仲のいい相手には(エバーノートで)そのまま転送すればよいでしょう。上司や立場が上の顧客に情報を送りたいときは、ワードなどで編集して改めて送信したほうが無難でしょう。一言で言うなら、エバーノートから直接送信するのは無礼なのです。

*チェックリスト機能; Ctrl+Shift+C

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図書館1240

1236) なぜいい女はパッとしない男に惚れるのか? 澤口俊之
1237) 儲かる音楽損する音楽 持田騎一郎
1238) 人生を豊かにする声の変え方 内田隆幸
1239) 女のいない男たち 村上春樹
1240) 「仕事が速い人」のエクセル関数術 日経BPムック

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1102 人生食堂100軒 小山薫堂

 図書館より。プレジデント社。

 私の人生では行くことのないであろう店に行った気になれる本。行くことはないけれど、いつか行けたらいいなという希望を持つのはいいことだ、と思う。
 ただ東京カレーラボは手が届きそうだ。
#”テイスティングプレート4”は1,400円で4種類のカレーを味わえる。

 北海道の虹別のセブンイレブンで、仲間や店員さんと手当たり次第に飲み食いした話がおもしろい。その後に『※編集部注「セブン-イレブン」の店内では宴会はできません。』というオチがついている。

#「あぁ、おいしかった」と言わせる店は名店、「あぁ、楽しかった」と言わせる店は完璧なる名店

アル・ケッチァーノ; 山形県鶴岡市下山添一里塚83 電話0235-78-7230 おまかせディナーは、ソースを使った料理が少なく、大半が塩とオリーブオイルで仕上げられている

じゃがポックル オホーツクの焼き塩味; 北海道内の空港、駅売店、土産物屋で販売。キャビンアテンダントの間で大人気だとか。

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1101 まずこのセリフを口に出せ!! ビジネスハンドブック 齋藤孝

 図書館より。講談社。

 仕事の心構えを一人称の台詞という切り口で見せた本。
#仕事、盗んでいいですか?
#メモを取ります
#そうくると思って、やってあります
#ちょっと歩いてアイデア出します
#そう、いまのやつ、それでいいんだ

 三色ボールペン、復唱、読書、呼吸法など著者のおなじみの主張も見られる。
 ただしなぜしりあがり寿のイラストなのか。力が抜けるし、デスクに置きづらいのでは。

*十五秒というのは、ちょうど長い息一呼吸分。十五秒なら息が続く。つまり、一息で話す限界が約十五秒なのだ。十五秒はコマーシャルの長さでもある。
 十五秒でプレゼンする訓練を、という話でそれは大切な気付きである。今タイプしてわかったのだが、ちょっと日本語がぐだぐだしていないか。

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